運命の恋は健康診断から始まる
宗一郎さん、もしかして疲れてるのかな。
ため息をついてる回数が多い気がする。
あんまり長居するのも申し訳ないし。もう帰った方がいいかな。もうちょっと、一緒にいたい気もするけど、でも負担かけるのも嫌だし。
ソワソワしてしまう私を見て、宗一郎さんがちょっと悲しそうな顔をする。
「もう帰りたくなっちゃった?」
そ、そんな悲しそうな顔されると胸が痛くなる。
「あ、いえ。何か宗一郎さんが……疲れてるのかなって思って。あまり長居しちゃっても悪い気がして。私は、もうちょっと、い、一緒にいたい……ですけど」
あ、素直に自分の気持ち言いすぎた。ちょっと恥ずかしい。
だけど、宗一郎さんが嬉しそうに笑ってるから、まあいいかな。
「俺も、もうちょっと一緒にいたい。じゃあ、ちょっとお願いがあるんだけど」
「はい?」
何だろうと思いながら首を傾げる私を見て宗一郎さんがニッコリと微笑む。