イジワル御曹司と花嫁契約
デッキにはとても大きなプールが真ん中にあって、その水面にもライトアップされていてとても綺麗だった。
どこまでも続く大きな空と海。
波の音を聴いているだけで心が癒されていく。
とんだ災難だと思っていたけれど、来て良かったかもしれないなと気持ちの切り替えが早い私はそう思った。
こんな素敵な夜景を見ることができたんだもの。
もっと海を近くで見てみたいと思い、斜めにかけられている梯子を見つけて足を掛けた。
ぐっと手に力を込めて登っていく。
ハイヒールだと足で踏ん張れなくて、なかなか登ることが難しかった。
それでも時間をかけて梯子を上がっていく。
ようやく頂上まで着いた時、ほっとして気が緩んでしまい、右足のハイヒールが脱げてしまった。
「あっ!」
スポっと脱げた感覚がして慌てて下を見ると、カンッカンッカンと高い音を立てて白いハイヒールが梯子に当たりながら落ちていく。
下まで落ちきった時、黒い人影が現れ、私のハイヒールを拾うために腰を屈めた。
「すみません!それ、私のです!」
慌てて人影に声を掛けると、ハイヒールを拾った人物はゆっくりと顔を上げた。
どこまでも続く大きな空と海。
波の音を聴いているだけで心が癒されていく。
とんだ災難だと思っていたけれど、来て良かったかもしれないなと気持ちの切り替えが早い私はそう思った。
こんな素敵な夜景を見ることができたんだもの。
もっと海を近くで見てみたいと思い、斜めにかけられている梯子を見つけて足を掛けた。
ぐっと手に力を込めて登っていく。
ハイヒールだと足で踏ん張れなくて、なかなか登ることが難しかった。
それでも時間をかけて梯子を上がっていく。
ようやく頂上まで着いた時、ほっとして気が緩んでしまい、右足のハイヒールが脱げてしまった。
「あっ!」
スポっと脱げた感覚がして慌てて下を見ると、カンッカンッカンと高い音を立てて白いハイヒールが梯子に当たりながら落ちていく。
下まで落ちきった時、黒い人影が現れ、私のハイヒールを拾うために腰を屈めた。
「すみません!それ、私のです!」
慌てて人影に声を掛けると、ハイヒールを拾った人物はゆっくりと顔を上げた。