イジワル御曹司と花嫁契約
更に部屋の一角には一段高くなったところにバーカウンターがあり、様々な種類のお酒が並べられている。
全ての家具が規格外の大きさなのに、まったく狭さを感じさせず、大きな窓ガラスからは、綺麗な夜景が広がっている。
圧巻の光景だった。
ベルボーイが部屋の説明をすると、彰貴は「大体分かってるからいい」と言って下がらせた。
私はベルボーイが部屋から出て行ったことをしっかりと確認すると、待ってましたと言わんばかりに彰貴に向かって一喝した。
「どういうことよ!」
「何のことだ?」
怒られていることが心外だと言わんばかりの顔で逆に聞いてこられて、ぐっと言葉に詰まった。
こんなに堂々とされては怒っている私の方がおかしいみたいに思えてくる。
いかんいかん、どう考えたっておかしいのは彰貴の方だ。
「どうしてホテルなの!?」
「ここじゃ不満か?最上級のスイートルームを用意したんだが」
「不満とかそういうことじゃなくて、だから何でホテルなの!?」
頭に血が上りすぎて、息遣いが荒くなっている私に、彰貴はあからさまに失望の顔を滲ませた。
『お前は馬鹿か』と言われてないのに顔の表情で伝わってくる。
全ての家具が規格外の大きさなのに、まったく狭さを感じさせず、大きな窓ガラスからは、綺麗な夜景が広がっている。
圧巻の光景だった。
ベルボーイが部屋の説明をすると、彰貴は「大体分かってるからいい」と言って下がらせた。
私はベルボーイが部屋から出て行ったことをしっかりと確認すると、待ってましたと言わんばかりに彰貴に向かって一喝した。
「どういうことよ!」
「何のことだ?」
怒られていることが心外だと言わんばかりの顔で逆に聞いてこられて、ぐっと言葉に詰まった。
こんなに堂々とされては怒っている私の方がおかしいみたいに思えてくる。
いかんいかん、どう考えたっておかしいのは彰貴の方だ。
「どうしてホテルなの!?」
「ここじゃ不満か?最上級のスイートルームを用意したんだが」
「不満とかそういうことじゃなくて、だから何でホテルなの!?」
頭に血が上りすぎて、息遣いが荒くなっている私に、彰貴はあからさまに失望の顔を滲ませた。
『お前は馬鹿か』と言われてないのに顔の表情で伝わってくる。