イジワル御曹司と花嫁契約
いきなりのことで戸惑っていると、ものの数秒足らずで寝息が聞こえてきた。
「寝付くの早っ! しかも爆睡?」
私の声に反応することなく、気持ち良さそうにすやすやと眠っている。
途方に暮れるように困っていると、運転席からクスクスと笑う声が聞こえてきた。
会話する相手を失った私は、運転手さんに話しかけた。
「会った途端に寝るって、酷いと思いません?」
「朝方近くまで仕事をしていらっしゃったので疲れているのですよ」
運転手さんは笑顔を浮かべたまま言った。
「朝方まで……それじゃあほとんど寝てないってことじゃないですか。そんな状態で遊園地なんて行って大丈夫なのかな。今日はやめた方がいいですかね?」
今日はデートなのに朝方まで仕事をしていた彰貴を責める気はなく、純粋に彰貴の体を心配しての言葉だった。
すると運転手さんは、それはとんでもないことだというような真顔をして言った。
「彰貴様が頑張られたのは、本日胡桃様と会うためでございます。遊園地もどこがいいか真剣に悩まれて楽しみにしていらっしゃったのですよ」
まさかの発言に、言葉を失った。
彰貴が……楽しみにしていた?
「寝付くの早っ! しかも爆睡?」
私の声に反応することなく、気持ち良さそうにすやすやと眠っている。
途方に暮れるように困っていると、運転席からクスクスと笑う声が聞こえてきた。
会話する相手を失った私は、運転手さんに話しかけた。
「会った途端に寝るって、酷いと思いません?」
「朝方近くまで仕事をしていらっしゃったので疲れているのですよ」
運転手さんは笑顔を浮かべたまま言った。
「朝方まで……それじゃあほとんど寝てないってことじゃないですか。そんな状態で遊園地なんて行って大丈夫なのかな。今日はやめた方がいいですかね?」
今日はデートなのに朝方まで仕事をしていた彰貴を責める気はなく、純粋に彰貴の体を心配しての言葉だった。
すると運転手さんは、それはとんでもないことだというような真顔をして言った。
「彰貴様が頑張られたのは、本日胡桃様と会うためでございます。遊園地もどこがいいか真剣に悩まれて楽しみにしていらっしゃったのですよ」
まさかの発言に、言葉を失った。
彰貴が……楽しみにしていた?