イジワル御曹司と花嫁契約
電話で楽しみにしてるって言ってたけど、絶対嘘だと思っていた。
それに、私とのデートのために朝方まで頑張ってくれたなんて……。
彰貴の顔を見下ろすと、私たちの会話はまったく聞こえていないようで、あどけない寝顔を隠すことなく見せている。
ちょっと……やめて。そんなこと言われたら、私……。
彰貴の顔を見つめながら、心臓がドンドンと大きく鳴っている。
胸が締め付けられて、顔がほてる。
「ありがとう」
彰貴にも、運転手さんにも聞こえないように、小さな声で呟いた。
東京を離れ、高速に乗って一時間弱。
着いたのは地方の中規模のそこそこ名の知れた遊園地だった。
廃れているわけでもなく、かといって人が多すぎるわけでもなく、大人も子供も十分に楽しむことができる絶妙な大きさ。
平日だから人気のアトラクションにもあまり並ばずに乗ることができそうだ。
車でたっぷり睡眠を取ったせいか、彰貴の顔はすっきりしているように見える。ごく自然に手を繋がれ、本物の恋人同士のように園内を歩く。
「ジェットコースター乗るぞ」
「ええ、一発目から!? 徐々にレベル上げて行こうよ」
「その考えはぬるい。一発目だからいいんだ、行くぞ!」
手を引っ張られ、小走りになりながら彰貴について行く。
……なんか、楽しそう?
それに、私とのデートのために朝方まで頑張ってくれたなんて……。
彰貴の顔を見下ろすと、私たちの会話はまったく聞こえていないようで、あどけない寝顔を隠すことなく見せている。
ちょっと……やめて。そんなこと言われたら、私……。
彰貴の顔を見つめながら、心臓がドンドンと大きく鳴っている。
胸が締め付けられて、顔がほてる。
「ありがとう」
彰貴にも、運転手さんにも聞こえないように、小さな声で呟いた。
東京を離れ、高速に乗って一時間弱。
着いたのは地方の中規模のそこそこ名の知れた遊園地だった。
廃れているわけでもなく、かといって人が多すぎるわけでもなく、大人も子供も十分に楽しむことができる絶妙な大きさ。
平日だから人気のアトラクションにもあまり並ばずに乗ることができそうだ。
車でたっぷり睡眠を取ったせいか、彰貴の顔はすっきりしているように見える。ごく自然に手を繋がれ、本物の恋人同士のように園内を歩く。
「ジェットコースター乗るぞ」
「ええ、一発目から!? 徐々にレベル上げて行こうよ」
「その考えはぬるい。一発目だからいいんだ、行くぞ!」
手を引っ張られ、小走りになりながら彰貴について行く。
……なんか、楽しそう?