未来絵図 ー二人で歩むこれからー
それから、警戒したもののとくに何もなくハロウィン当日を向かえ、一日を終えて、同期と打ち上げという名の飲み会をすることになっていた。
チーフとサブも参加することになり、早急に店じまいした奈々子は、やよいと瑞希が待ってるロッカーに行く。
「お疲れ様です。」
奈々子は、"疲れた~。足、ちょーむくんでる!"と、レギンスとロングブーツを脱いで、開放感と達成感に満たされた。
「奈々子ちゃん。本当お疲れ様!」
「今日は、ほのぼので、パーッとしようね!」
やよいと瑞希が着替えながら口々に労いの言葉をかけてくれる。
"飲みより食べたい~!!"なんて、奈々子が言っていると次にロッカーに入ってきた人が
「高木さん?鉢植え、置きっぱなしだったよ。」
と、従業員に声をかけられた。
「えっ?大変!ちょっと行ってくる!」
「じゃ待ってるね!瑞希ちゃんと、ロッカーにいるから。」
と、やよいに見おくられた。
今日まで頑張った達成感・何事もなかった安心感に、奈々子は、レギンスを脱いだ生足に、パンプスをあわてて履いてロッカーを後にした。