未来絵図 ー二人で歩むこれからー
「辞令出たんだな。篠原さん戻ってくるんだな。」
「みたいだね。まだ、私も辞令みてないから。」
「瑞希さん、目が死んでた。」
「まだ、好きなんじゃないかなぁ。瑞希さん。」
事情を知ってるだけにふたりとも神妙な気持ちになる。話していると社長室前につき、智也の合図で中に入る。
「おはよう。ふたりとも。」
社長は丁度コーヒーを淹れようとしていたようで、空のコーヒーカップを持ってコーヒーメーカーに手をかけるところで、話があるからと、ふたりともコーヒーをのみながら話をすることになった。
「昨日、簡単な辞令を出した。」
「みたいですね。篠原さんが総支配人になるんですね。」
「彼が、日本に戻りたいと希望を出していて。元々、落ち着いたらこっちで頑張ってほしいと思ってたし。彼なら頑張れるだろうから。それに合わせて、松本チーフと伊納くんの異動と、ゲストハウスA'Zのオープン、カフェの拡張、フラワー部門は4月からの内容変更を発表したとこだ。」
奈々子も智也も始めて聞く話だったが、隼の後を引き継ぐのに適任がいないことから、雑貨をしめ、雑貨の部分をオープンカフェとして利用。また、ホテルA'Zのブライダル部分を新たに拡張することでフラワーショップは、毎日オープンを止め、ブライダルとの半々オープンになるため、山川以外の従業員1名がゲストハウスA'Zに異動することになったが、その1名は不明とのこと。
「高木チーフは、どう考えますか?」
ふいに、社長から尋ねられる。
「そうですね。今は、私が中心に考えて指示をしてる感じです。ふたりとも経験が少ないですので、異動になるにしても残るにしても、大丈夫かなぁと思ってしまうところです。」
「そうだよな。奈々子のプランナーセンスで持ってる感じだよな。」
「ゲストハウスA'Zのグラフィックも出来てる事ですし、テーマを何点か出して、3人で競ってみたら面白いかなぁと。」
「競う?」
「はい、名前を伏せて、テーマを社長に考えてもらい、ブライダルイベントなんかで投票とかどうかなぁと。」
奈々子が社長を窺うように見ると、社長と智也はおもしろいと互いに頷き、さっそくテーマを決めようと言うことになり、あっという間に決まった。
「みたいだね。まだ、私も辞令みてないから。」
「瑞希さん、目が死んでた。」
「まだ、好きなんじゃないかなぁ。瑞希さん。」
事情を知ってるだけにふたりとも神妙な気持ちになる。話していると社長室前につき、智也の合図で中に入る。
「おはよう。ふたりとも。」
社長は丁度コーヒーを淹れようとしていたようで、空のコーヒーカップを持ってコーヒーメーカーに手をかけるところで、話があるからと、ふたりともコーヒーをのみながら話をすることになった。
「昨日、簡単な辞令を出した。」
「みたいですね。篠原さんが総支配人になるんですね。」
「彼が、日本に戻りたいと希望を出していて。元々、落ち着いたらこっちで頑張ってほしいと思ってたし。彼なら頑張れるだろうから。それに合わせて、松本チーフと伊納くんの異動と、ゲストハウスA'Zのオープン、カフェの拡張、フラワー部門は4月からの内容変更を発表したとこだ。」
奈々子も智也も始めて聞く話だったが、隼の後を引き継ぐのに適任がいないことから、雑貨をしめ、雑貨の部分をオープンカフェとして利用。また、ホテルA'Zのブライダル部分を新たに拡張することでフラワーショップは、毎日オープンを止め、ブライダルとの半々オープンになるため、山川以外の従業員1名がゲストハウスA'Zに異動することになったが、その1名は不明とのこと。
「高木チーフは、どう考えますか?」
ふいに、社長から尋ねられる。
「そうですね。今は、私が中心に考えて指示をしてる感じです。ふたりとも経験が少ないですので、異動になるにしても残るにしても、大丈夫かなぁと思ってしまうところです。」
「そうだよな。奈々子のプランナーセンスで持ってる感じだよな。」
「ゲストハウスA'Zのグラフィックも出来てる事ですし、テーマを何点か出して、3人で競ってみたら面白いかなぁと。」
「競う?」
「はい、名前を伏せて、テーマを社長に考えてもらい、ブライダルイベントなんかで投票とかどうかなぁと。」
奈々子が社長を窺うように見ると、社長と智也はおもしろいと互いに頷き、さっそくテーマを決めようと言うことになり、あっという間に決まった。