イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
ファイルの中から、真下さんは書類を取り出して目を落とした。そして首を捻る。
「これ、なにも印刷されてないけど…」
「ええぇ!?」
素っ頓狂な声を上げてしまった私は、急いでその紙を確認する。「っ!」ぞっとした。本当に、ただの真っ白な紙でしかない。
昨日の夜、帰ってから酔い潰れそうな頭でパソコンを開いて。確か子供が喜んでくれそうな動物のキャラクターとかを差し込んで、プリントアウトしたはず。
「おはよう」
遠くの方で、低い男性の声がした。
「ぶ、部長が来た!!」
真下さんが押し殺すような声で言い、緊迫した顔で私を見る。その背後には、デスクに向かう部長の姿が。
ど、どうしよう……。
さっきまではあんなに酷かった頭痛が、光の速さで吹っ飛んだ。
「わ、私、ちょっと家に帰ってもいいですか」
「えっ、今から!?」
「急いで探して持ってきます!」
そわそわと目を泳がした真下さんは、デスクについた部長を盗み見る。
「う、うん。こっそりね!」
そう、耳打ちされたちょうどそのとき。
「__すみません。」
総務部フロアの端っこの方から、間延びした声が届いた。
「これ、なにも印刷されてないけど…」
「ええぇ!?」
素っ頓狂な声を上げてしまった私は、急いでその紙を確認する。「っ!」ぞっとした。本当に、ただの真っ白な紙でしかない。
昨日の夜、帰ってから酔い潰れそうな頭でパソコンを開いて。確か子供が喜んでくれそうな動物のキャラクターとかを差し込んで、プリントアウトしたはず。
「おはよう」
遠くの方で、低い男性の声がした。
「ぶ、部長が来た!!」
真下さんが押し殺すような声で言い、緊迫した顔で私を見る。その背後には、デスクに向かう部長の姿が。
ど、どうしよう……。
さっきまではあんなに酷かった頭痛が、光の速さで吹っ飛んだ。
「わ、私、ちょっと家に帰ってもいいですか」
「えっ、今から!?」
「急いで探して持ってきます!」
そわそわと目を泳がした真下さんは、デスクについた部長を盗み見る。
「う、うん。こっそりね!」
そう、耳打ちされたちょうどそのとき。
「__すみません。」
総務部フロアの端っこの方から、間延びした声が届いた。