イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
「辰巳さん!」真下さんがずかずかと歩み寄ってくる。
「真下さん、お騒がせしてすみませ」と、言い掛けて遮られた。
「あの鈴木純大と、仲良いの!?」
至近距離まで来た真下さんが、興奮気味に言った。
「別に、仲がいいという訳では…!昨日ちょっといろいろありまして」
「私、入社して八年経つけどあの人が誰かとあんな風に普通に会話してるの見るの、初めてだわ」
よっぽど意外だったのか、真下さんは感慨深げに言う。
「真下さんと鈴木さんは、同期なんですか?」
「ううん、確か私の三期くらい上じゃなかったかな」
「そうなんですか」
じゃあ鈴木さんは33歳?なのか。
顔立ちが整っているせいか、もっと若いかと思ってしまった。
「変り者で有名で社員とのコミュニケーションも全然とらないけど、商品開発部の部長補佐で舌だけは確かなんだよ。うちの会社のヒット商品もほとんど鈴木さんが産み出したとか」
「へえ…」
「モデル並のあの容姿で社内で屈指のイケメンって言われてるけど、相変わらず無気力な目をしてたわね」
「は、はあ」
なにはともあれ、鈴木さんのお陰で無事にバーベキュー大会の要項は部長の手に渡り、待ちわびたお陰で喜びもひとしおだったのか、一日中上機嫌だった。
お昼休み、社員食堂で昼食をいただく気分になれない私は、近くのコンビニに行っておにぎりとチョコレートを買った。
遊歩道公園の、噴水の前に行けば鈴木さんに会えて、改めてお礼ができる、と思ったのに、ベンチの下にも木陰の芝生の上にも、昼寝してる人はいなかった。
「真下さん、お騒がせしてすみませ」と、言い掛けて遮られた。
「あの鈴木純大と、仲良いの!?」
至近距離まで来た真下さんが、興奮気味に言った。
「別に、仲がいいという訳では…!昨日ちょっといろいろありまして」
「私、入社して八年経つけどあの人が誰かとあんな風に普通に会話してるの見るの、初めてだわ」
よっぽど意外だったのか、真下さんは感慨深げに言う。
「真下さんと鈴木さんは、同期なんですか?」
「ううん、確か私の三期くらい上じゃなかったかな」
「そうなんですか」
じゃあ鈴木さんは33歳?なのか。
顔立ちが整っているせいか、もっと若いかと思ってしまった。
「変り者で有名で社員とのコミュニケーションも全然とらないけど、商品開発部の部長補佐で舌だけは確かなんだよ。うちの会社のヒット商品もほとんど鈴木さんが産み出したとか」
「へえ…」
「モデル並のあの容姿で社内で屈指のイケメンって言われてるけど、相変わらず無気力な目をしてたわね」
「は、はあ」
なにはともあれ、鈴木さんのお陰で無事にバーベキュー大会の要項は部長の手に渡り、待ちわびたお陰で喜びもひとしおだったのか、一日中上機嫌だった。
お昼休み、社員食堂で昼食をいただく気分になれない私は、近くのコンビニに行っておにぎりとチョコレートを買った。
遊歩道公園の、噴水の前に行けば鈴木さんに会えて、改めてお礼ができる、と思ったのに、ベンチの下にも木陰の芝生の上にも、昼寝してる人はいなかった。