秘密 ~生徒に恋して~
「受験勉強 頑張って、合格したよ。卒業もちゃんとできた。ご褒美は?」
悠也が少し甘えた声で聞く。
「本当によく頑張ったよね。あの短い期間で…。先生方もみんな感心してたわ。
私も何かプレゼントしたいって考えてたんだけど…
何がいい?腕時計とか…」
私は悠也の腕の中から抜けて顔を見ようとしたが、さらにきつく抱き締められた。
「そんなの要らない。……先生が欲しい」
そう言うと、右の掌で私の右頬を押して肩越しに振り向かせ、そこへ悠也の唇が降りて来た。