兄妹愛‐kayane and kazune‐



そんな駿君を見て、

自然と笑いもおさまった。




そのあと、静かな沈黙がやってきた。




「………いいよ…?」


「…………は?」





間抜けな返事をしたのは、駿君。



なんだかすっかり、あたしのペース?





「だからいいよ。エッチしても。」


「なっ!!!」


「………したくないの?」





したくないなら、

仕方ないか。





「いや!!
したいです、ものすごーく。
俺、健全な高校生ですから!」


「じゃあ、いいんじゃない?」


「う、うん。」






ゆっくり、あたしの服を脱がせる駿君。





「あのー…電気消して?」


「あ、わり。」





あわてて電気を消された。


いきなり暗くなって、

駿君の顔がうっすらとしか見えなくなった。



夜の外の灯りだけがあたしたちを照らす。





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