love square~四角関係なオトナ達~
───ガチャ


「姫葵さん、お迎えに来ました」


「工藤…っ…!助け…んっ…!」


工藤の目の前なのに、春流はあたしをキスで塞ぐ。


ヤダよ…!


こんな所、工藤になんて見られたくなんてないッ!


「一応確認するが、春流、現状は姫葵さんが望んでのことか?」


「んー…どだろ?ビミョー」


「違うッ!お願い、ヤメテ…!」


「まったく…」


工藤はメガネをくいっと上げると、まるでイタズラな子猫を叱るようにハルのTシャツの首根っこを引っ張り、素早くあたしに布団をかけてくれた。
< 29 / 240 >

この作品をシェア

pagetop