love square~四角関係なオトナ達~
キッチンで早速冷蔵庫を覗き始めた工藤に料理は任せて、あたしは部屋の中に山と積まれた段ボールの中から着替えとメイク道具を持ってシャワーへ。


昼間少し眠れたし、気持ちも軽くなったせいか、昨日・今日の疲れは特に感じない。


今さら頑張って顔を作ったところで、と、ナチュラルなメイクとあやめ色のワンピースに袖を通して、ゆるふわなまとめ髪も完了。


そんなに時間をかけたつもりはないけど、すでに1時間経過。


「行きましょうか」


「うん」


トレーにラップをかけた料理と…スーツにエプロンな工藤。


違和感があって、、、笑える…。


「何か?」


「エプロン、似合うのね?」


「たっぷりの皮肉、ありがとうございます」


からかったつもりなのにピクリとも動じない工藤は、やっぱり可愛げがない…って、あたしもだけど。
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