love square~四角関係なオトナ達~
「お返ししてくれないなら、私がしますよ?」


そう言って重なったのは…あたしのクチビルと工藤のクチビル。


熱く絡まる工藤にあたしは身を任せて。


心がどこにあるのかなんて忘れて、あたしも工藤を求めた。


どうしても逆らえない。


どうしても欲しい。


モットクチヅケテ───。


「熱烈だな~」


後ろから声がして、思わず飛び退く。


「オハヨ♪ぴぃちゃん!」


「春、流…」


「アララ、案の定、琉偉は二日酔い?飲めないのにカッコつけちゃうからさ~。ぴぃちゃん、行こ?仕事」


「うん…」


「姫葵さん、忘れないで。今、言ったこと」


「行って…きます…」


唇にキスの味を残して、あたしは春流と家を出た。
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