俺様彼氏はShy Boy?


「拓也くん、何か言ってた?」

「なんにも。昨日も言っただろ? 比奈が気にすることじゃないんだって」


そうだね。

未来も同じようなこと言ってた。

だけど、やっぱり…―――


「それ、比奈のクセな。
比奈はいろんなことを気にしすぎ。

誰も、比奈が悪いなんて思ってないって」


そう言って、手に持っていたオレンジジュースをあたしに差し出した。


「ありがと…」

「100%じゃないけどな」


あたしがジュースを受け取ると、あたしから少し離れてドカッと座る。


その隣に拓也くん。

そして未来。


あたしだけが三人の向かい側に座ってるような感じになった。


ミッチャンは手に持っていた紙袋からコロッケパンを取り出してかぶりつく。


その豪快な食べっぷりを見てクスクス笑うあたしを見て、未来はホッと胸を撫で下ろしていた。


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