俺様彼氏はShy Boy?
「女好き、遊び人の海斗だもん。仕方ないよ」
「本当に、そう思ってるの?」
思ってるわけないじゃん。
思いたくもない。
海斗のことが好きだから、それしかない。
それと同じくらい海斗にもあたしのこと好きになってほしい。
あたし以外の女と一緒になんていてほしくない。
だけど…――
「海斗と別れたくない」
一番は、それだ。
「別れたくない…って」
「だって、海斗のこと好きなんだもん。海斗と一緒にいたいんだもん。
海斗と一緒ににいられるなら、浮気とかそんなの関係ない」
「比奈……」
「海斗があたしをいらないって言うまで。あたしは海斗と一緒にいたいの」
そう言って、机に突っ伏した。
何も聞きたくなくて。
未来の悲しそうな顔を見たくなくて。
そんなあたしを心配そうに見つめ、優しく髪を撫でてくれる。
きっと、こんなの間違ってるんだ。
彼女なのに、彼女らしくないあたし。
こんなに必死になってること事態が、変なんだ。