俺様彼氏はShy Boy?


そうは言ってみるものの、本当は生理痛でもなんでもないし。

だから薬だって飲んでなんだけど。

でも今は、薬を飲んでおけばよかったかなってちょっと後悔。

頭がガンガンしてきて、未来のいうとおり、寝すぎだったのかも…

思わず顔を歪めたあたしを心配そうに見つめる未来。


予鈴が鳴って担任の先生が入ってくる。

周りにいた友だちも自分の席へと戻っていく。

最後まで残ってた未来は、大丈夫? と心配そうな顔を覗き込んでくるから。

大丈夫、と瞳を細めて笑ってみせた。


「早く席着かないと」

「う、うん……」


薬は休み時間でいいか…

それにしても、痛い。


「大丈夫、だよ」

「でも……」

「未来、心配しすぎ」


こめかみを押さえて眉間にシワを寄せるあたしを見て。

未来は心配そうに眉を下げるのがわかった。


一時間目の授業が始まって、あたしはボーっとしたまま黒板をただ眺めてた。

斜め後ろの海斗の席には誰もいない。

海斗は休みらしい。

その斜め前の美佳の席にも誰もいない。


二人は一緒なの?


そんなことばかり考えては頭を振って。

そのたびに頭がクラクラする。


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