俺様彼氏はShy Boy?
「…これだから、ガキは」
先生の冷たい声。
「勝手にしろ」
先生の冷たい視線があたしを貫いた。
そんな先生から逃げるように、先生にお辞儀をして。
荷物を両手で抱えて保健室を飛び出した。
もちろん向ったのは中庭で。
さっきよりも暗くて、激しく雨が降っている。
光もほとんどなくて。
こんな中で、見つかるはずがない。
先生の言うとおりなんだ。
わかってる。
わかってるけど……
さっきまで、あたしが座り込んで場所にもう一度座り込んで。
その周りを見渡して、溜息を吐く。
だけど、もう泣かない。
そう誓って、雨でグチャグチャの地面に膝をついて再び探し出した。
半分、自棄になってたのかもしれない。
美佳のこともイライラしてたし。
自分自身にもイライラしてた。
このまま、ピアスを失って。
海斗のことだって諦めればいいのに…
そうできたら、どんなに楽になれるだろう。