俺様彼氏はShy Boy?
美佳に告白したって仕方ないのに。
でも、海斗が好きだという美佳に…
今度は、こっちから宣戦布告。
「今日、海斗にもう一度好きだって伝えるよ」
今度は、美佳の視線から逃げることなく。
しっかりと見据えて、堂々と伝えた。
「…うざっ」
そんなあたしに、心底呆れたような冷めた声。
「好きにすれば、もう海斗なんてどうでもいいし」
冷め切った瞳でそう言って、美佳はあたしを突き飛ばした。
「いっ…」
胸のあたりに美佳の振り上げた手が当たり、そこに鈍い痛みが走る。
何か硬いものの衝撃に、痛みで眉間にシワを寄せた。
たぶん、それは美佳が手に持っていたケータイで。
少し視線を下げれば、ボタンを外したブラウスの隙間、胸の上のあたりが赤くなっていた。
もちろん、美佳はそんなあたしを気にすることなく。
ワザとらしくよろけるあたしの肩に体当たりするようにすれ違っていった。