俺様彼氏はShy Boy?


海斗に抱かれたい。

海斗を素肌で感じたい。

彼にあたしの全部を愛してほしい。


ずっとそう思ってきたけど。


こんなの、全然違う。

こんなの、イヤだ…


ちゃんとお互いが好き合ってて。

お互いが求め合って初めて、繋がる温もりが欲しかっただけなのに。


今のあたしたちは、どうみたって一方通行で。

あたしの好きって気持ちは海斗には届いてなくて。

海斗は今何を思って、こんなことをしてるのかわからない。

海斗のことが、よくわからない。


「…高藤はよくて、俺はダメ?」

「そうじゃない…」


先生とはなんでもない。

そう、叫ぼうと思ったときだった。


「はいはい、少年。こんなところで盛ってんなよ」


パンパンと手を叩く音とともに、あたしたちの前にはなぜか高藤先生がいた。


「……先生」


どうしてここに。

その言葉は発することなく、急に解放された身体は海斗の背中側に隠されるように回されていた。


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