俺様彼氏はShy Boy?
「おまえ、いつまでそうしてるつもり?」
「うっせえ…」
吐き出された海斗の言葉に、わかりやすく大きな溜息を吐いて。
「保坂がまた、嫌がらせに合ってる。その胸も、何かで殴られた痕だ…しかも、ついさっきここにおまえに会いに来る前にやられた傷跡だ」
不機嫌な声に、海斗は目を見開き固まるだけ。
「グダグダしてんな。おまえがそんなんだから、保坂がまた傷ついてるんだろ。
おまえがいつまでも――
俺の真似してっから、本当の自分を好きになってもらえないんだろ」
海斗が、先生の真似?
どういう意味?
もう、頭の中がパンクしそうだ。
本当の自分?
海斗と先生は、いったいどんな関係なの…?
「俺の次は、誰だ? おまえはまた、自分を偽る?
どうせおまえは…“優しい男”にでもなるつもりなんだろ」
先生の言葉に、頭の中はさらに疑問符だらけになっていく。
「意味わからない……」
やっと声になった言葉。
「海斗が先生の真似とか、ホントの自分とか、どういう意味? 海斗と先生はなんなの? 偽るとか、優しい男とか、全然意味がわからない…」
二人の会話が意味不明すぎて、思わずその場で叫んでいた。