俺様彼氏はShy Boy?


周りから見たら、あたしたちはどう見えるのだろう。

お互いを見て笑い合って。

話し方も穏やかで。


ミッチャンの隣がホッとするのは、きっとミッチャンの人柄なんだろう。


そんなあたしたちを見て。


「……比奈には、充くんのほうがお似合いだよ」


あたしの隣で未来からボソッと零された言葉。

少し困ったような。

どこか切ないような。

なんともいえない複雑な顔をしていた。

その言葉にあたしは何も返さず、ただ笑った。


「まだ、海斗と続いてるの?」


未来たちがマイクを片手に盛り上がってる中。

あたしの隣に座ってたミッチャンの声が、耳元で聞こえてきた。

突然の至近距離にビックリして、バッと身体を離してソファーの背もたれに思い切り倒れこむあたしをミッチャンはケラケラ笑っていた。


「ビビりすぎ」

「だ、だって……」


いきなり耳元で声がしたと思ったら、思った以上に近い距離にミッチャンの顔があったんだもん。

ビックリするなっていうほうがおかしいよ。


すごい音量だからって、近づきすぎのミッチャンに思わずドキドキしてしまった自分が恥ずかしい。

お腹を抱えて笑うミッチャンを凝視してると。


「そんな見つめんな」


キスすんぞ、と唐突な言葉に。

口を開けて唖然とするあたしは、きっと酷く間抜けな顔をしていただろう。


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