俺様彼氏はShy Boy?
次の日。
いつものように女の子に囲まれている海斗を視界に入れないように。
目の前にはニコニコ笑顔の未来。
その手にはケータイ。
何も話してくれない未来だけど、これは何かあったに違いない。
あのあと4人でファミレスへ行ってご飯を食べて。
未来は拓也くんに。
あたしはミッチャンに送ってもらうことになった。
一人で帰れると言ったあたしを危ないから送っていくって少し強引なミッチャンに渋々送ってもらった。
そういうちょっと頑固なところも変わってない。
ただ送ってもらっただけ。
でも、ちょっと罪悪感。
…うん、あたしって意外と小心者なんだ。
「で、どうだったの? 拓也くんと何話したの?」
いつも以上にニコニコ笑顔で。
これは聞かなくても、いい方向へと動き出したってことだよね。
あたしと違ってもともと綺麗な顔をしてる未来だけど。
さらに輝いて見える。
恋する女の子って。
なんでこんなに可愛いんだろう。
拓也くんを思って。
拓也くんのことを考えて微笑む未来は。
生き生きとしてて。
キラキラしてて。
ほんのりとピンク色に頬を染める。
そんな可愛い未来を見てたら、つい抱きしめたくなってしまう。