俺様彼氏はShy Boy?


脱力したように、あたしの横にごろんと転がる海斗。

このときに、背中に感じるフローリングの硬さ。

すぐ隣にベッドがあるのに、あたしたちはフローリングで愛し合ったのだと思うと急におかしくなって。

クスクスと笑い出すあたしの髪を、優しく梳いてくれる。


「何?」


何笑ってんの?と、不思議そうに見る瞳ですら優しい。


「あたしたち、本当に余裕なかったんだなあ…と思って」


ベッドに視線を送るあたしに気づいて、海斗も思わず苦笑する。


「じゃあ、今度はベッドでする?」


ニヤリといつもの不敵な笑みに、さっきまでの激しく絡み合った行為に頬を染めた。


「そんな顔してっと、また襲うぞ」

「なっ…!?」


余裕ないとか言ってたくせに。

もう、余裕そうにそんなことが言えちゃうんだから。

その意地悪な顔は、やっぱり海斗で。


「すげえ感じてたくせに」


恥ずかしいことをサラリと言えて。


「そんなに俺とシたかった?」


フッと鼻で笑う海斗は、やっぱり俺様だ。


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