俺様彼氏はShy Boy?


「相変わらずだね」

「いや、今まで以上だな…」


そう吐き捨てる海斗に、あたしたちの後ろにいた先生まで鼻で笑う。


「で、何で玲志がいんだよ」


ギロリと鋭い視線を先生に向けるも、先生は気にすることなくコキコキと首を鳴らして。


「荷物もち。お姉さまに逆らうと怖いからな」


ほらと見せる先生の両手にはたくさんの荷物があることに気がついて。

本当に荷物もちしているみたい。

いつもあたしに雑用を押し付けて、タバコをふかしていた人とは思えない。

でも、海斗は平然といつものことか、と呆れた顔をしていた。


「玲くん、荷物持ってきて」


キッチンから聞こえてきた声に、はいはい。と少しげんなりしたような声を出す。

そんな気だるそうな先生を見て。


「意外…」


そんな言葉が零れてしまう。


「玲志は母さんに敵わないんだ」


海斗の言葉に、チラリとこちらに視線向けると。


「海斗が保坂に敵わないようにな」


ニヤリ、口角を上げて笑う。

そんな先生を海斗はすごい顔で睨みつけてた。


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