俺様彼氏はShy Boy?
「まあ、良かったんじゃね。おまえらお似合いだよ」
馬鹿にしてるよな言い方なのに。
どうしてか、そう聞こえないのは。
その優しすぎる瞳のせい。
「今のおまえら見てると、胃もたれしそうだ」
ヤレヤレと、小さく頭を振って、そのままキッチンへ歩いて行こうとする。
「玲志も食ってくんだろ?」
普通に先生に話しかける姿を見てると、なんだか不思議な気持ちだった。
「ああ。帰りは保坂、送っててやるよ」
まさか、海斗と先生が親戚だったなんて、他の誰も知らないことだと思う。
海斗と先生がどことなく似てるって思ってたけど。
さっき、海斗のお母さんを見て思ったの。
似てるのは、先生とお母さんなんだって。
さすが姉弟、美形そろいで羨ましい。
「…手、出すなよ?」
海斗はまだ先生のことを警戒してるのか、そんなことを言うけど。
「心配するな」
どうせ、ガキには興味ない。って言うんでしょ?