俺様彼氏はShy Boy?


「今は我慢しててやるよ」


なのに先生は、とんでもないことを言って海斗を挑発する。

ここでもこうやってからかわれているところを見ると、海斗って弄られキャラだったのだと気づいた。


グイッと引かれた肩。

海斗の匂いに包まれる。


「もう離さないから諦めろ」


海斗の言葉に、ニヤリと笑う先生は。

あたしの頭をポンと撫でてリビングへと入っていった。


「玲志のヤツ…」


ブツブツと何かをつぶやく海斗は、先生の背中を見つめてて。

本当は、海斗は先生に憧れてるんじゃないかと思った。


だって、そうじゃなきゃ。

いくらあたしの為とはいえ、先生の真似なんてしないと思うから。


「俺たちも行くか」


あたしに視線を落として、そう言う海斗に。


「うん」


あたしは満面の笑みで答えた。


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