俺様彼氏はShy Boy?
腕を掴まれ、無理やり立たされると。
そのまま後ろにあるベッドに突き飛ばされた。
何度かバウンドして、自分が今どんな状態なのか理解する。
突然すぎて唖然とするあたしを見下ろす海斗。
倒れた拍子に捲りあがったスカートが見えて、慌てて直そうと身体を起こそうとしたところで。
その前に海斗があたしの上に跨って両手を拘束した。
「……海斗?」
「――…つく」
「えっ…」
自分の耳を疑う。
『ムカつく』
確かに今、そう言ったよね?
「海っ……」
あたしが言葉を発する前に、噛み付くように唇を塞がれる。
今度は甘さのない乱暴なキス。
だけど、その乱暴なキスにあたしの心は満たされてしまうんだ。
だって。
それって、嫉妬でしょ?
あたしを翻弄する唇は、次第に首筋まで下りていって。
いつの間にか外されていた胸元のボタン。
ちょうど第二ボタンを外すと見えるその場所に、チクリと甘い痛みを落とす。
そして、ピンクの花びらを咲かせた。
熱を帯びた瞳。
湿った唇。
ニヤリ、意地悪な笑み。
「比奈は俺のだろ?」
ちょっとした独占欲。
また堕ちた、あたし。