俺様彼氏はShy Boy?


「あ、ワゴン発見!」


飲み物を販売してるワゴンを見つけて。

ミッチャンを置いて走り出す。

ミッチャンから離れたのは。

少しだけ昔を思い出してドキドキしてしまったから。


ここは思い出が多すぎること、今さらながら思い出す。


「えーっと、ウーロンとコーラ。ミッチャンは?」

「俺もコーラ」

「じゃあ、コーラ二つと。あたしは……」

「オレンジ、だろ?」


正解。

ミッチャンはあたしの好きな飲み物を覚えててくれたことがなんだか嬉しくて。


「うん!」


自分でも思っていた以上に明るい声が出る。


ホント、些細なこと。

でも、それがこんなに嬉しいことだとは思わなかった。


だって。

海斗はどうせ知らないでしょ?

きっと、あたしのことなんて興味ない。


飲み物を買って未来たちのところに戻ると、あと15分くらいというところだろうか。

だいぶ列も進み、未来たちの雰囲気もだいぶ和んでいる。

二人にしたのが正解だったかな? なんて思うと。

自然と笑みが漏れた。


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