俺様彼氏はShy Boy?


どれに乗っただの、あれが面白かっただのそれぞれの話で盛り上がっていく。

朝集まったときの、なんとなくぎこちない雰囲気はもうどこにもなくて。

格段に仲良くなってるみんなを見て。

今日、ここに来たことは正解だったのだとホッとしてる自分がいた。


お昼を食べ終わって。

また話し合った結果、また別行動すると言われて。


「…えっ」


戸惑うのはあたしだけ。

他の三人はノリノリだ。


「3時に観覧車の前に集合な」


ミッチャンの声に、二人は返事をしながらまた人混みに消えていく。


「はぁ…」


それを見て思わず出てしまった溜息は、きっとミッチャンにも届いてしまった。


「ゴメン」

「ううん、あたしこそゴメン」


小さく首を振って、ミッチャンを見据える。


「ミッチャンと遊ぶのがイヤだってわけじゃないの…
ただ、さっきのご飯食べてるときのみんなでワイワイしてる感じが思った以上に楽しかったからさ、みんなで園内回れたらもっと楽しいだろうな…って思っただけ」


溜息なんて、失礼だよね。

ゴメンね、と謝るとミッチャンは少しだけ視線を下げた。


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