座敷わらしの日常
左「近藤さん、俺らだ入るぞー」


近「ああ、かまわないよ」


土「おい、左之さっきの叫びなんだったんだ?」



左「原因はこいつだ」



トン ドサ


藍「いたいじゃん、なにすんの!」



土「黙れ餓鬼、なんでこんな所にいんだ
さっさと家に帰れ」



なにそれ、いらつくんだけど
てかさ


藍「なんで、君らはあたしの事みえるの?」



平「え?普通みえないの?」


藍「うん、だってあたしは座敷わらしだもん
幽霊や妖と同じ類だよ?
普通みえないよ?」


総「そうなんだ~座敷わらしちゃん
にしても可愛いね」




藍「ん?ありがとう
でもね
君らの方があたしはかっこいいと思うよ?
それにあたしの名前座敷わらしちゃんじゃないよ?」




近「それじゃ、君の名前は何ていうんだい?」



藍「あたしは座敷わらしの藍、言っとくけど
君らが後からきたんだからね!」


総「いくら座敷わらしでも近藤さんにそんな
口をきいたら許さないよ」



近「こら、総司
済まないね、うるさいかもだけどここに
住まわしてくれないかい?」


藍「別にダメだとはあたしは一言もいってないよ?
でもねあの人を傷つけたらただじゃおかない」


敬「あの人とは誰だい?」
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