mariage~酒と肴、それから恋~《4》
「ごちそうさまでした☆美味しかったァ」

美味しく頂いて、良い具合にデキ上がって、ほわ~んとまったりしてると、


「そういえば、どうだった?」

と唐突に聞いてくる聡。


「 どうだったって何が?」


「合コン行って、その後、デートするって言ってたじゃん」


「あ~、その話?」


半年経ってようやく新しい職場にも慣れてきたわたし。

聡がこうやって誘ってくれるおかげで、だいぶ気持ちが軽くなって。


この前、高校時代の女友だちに合コンに誘われた。


そろそろ新しい出会いも求めなきゃねってことで参加して、そこで出会った一人と先週デートしたけど…。


「ダメだった。何か、違うっていうか、次に繋がらないっていうか」

脱力しつつ、天井を仰ぐ。


な~んか話が噛み合わなかったし。

一生懸命話すネタ探して、気遣って、帰ったあとドッと疲れたし。

もっと楽で、ときめくような相手はいないもんかね。

なんて、贅沢か。


「玲ちゃんの理想が高すぎるんじゃないの?」
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