Where it is stuckー滞っている場所ー
平子が、あわてたように大きな声を出すと、捜査員たちも反射的あわてだした。


「ど、どうしたんですか?」


秋鹿が、ゆっくりと、あわてる平子と蕨を落ち着かせるように言った。


「蒼龍に予約取ってるんだよ!8時に!!」


秋鹿を含め、他の捜査員たちも、顔が徐々に青ざめていく。


平子とまったく同じ反応である。


「うわぁぁあああぁぁああ!!!」


捜査員たちが、大急ぎで準備を始めた。

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