Where it is stuckー滞っている場所ー

新しい情報

「相田さんもさ、思い出せないって言ってるんだよ。」


平子と望月は、枕崎のいる、松坂警察署にいた。


「え?」


望月が言い寄る。


「でも、僕にナンパされたって・・・」


枕崎が、あわてる望月を、宥めながら言う。


「なんでも、ナンパがしつこくて、断るのに必死で場所なんて覚えてないとな」


「しつこいってさ」


平子が笑いながら望月を肘でつつく。


望月は、それを横目で見て、


枕崎のほうを改めて向き、


「少しも、、、ですか?周りに何があったとかも・・・」


と、聞いた。


「お、やっぱ探偵だね。」

< 24 / 69 >

この作品をシェア

pagetop