Where it is stuckー滞っている場所ー
ふう~と、秋鹿はため息をつきながら湯船につかる。


「あ、朔、髪のびたね~」


髪をぬらしている蕨を見て、秋鹿はつぶやいた。


それを聞いて蕨は、うんうんと、軽くうなずいた。


「もう切らないとな~」


シャワーを止め、シャンプーを頭につけながら蕨は言う。


「もう長いところは、肩まであるよ」


「え?まじか、そんなに長くなってんのか」


秋鹿の言葉に、蕨が驚く。


蕨は、頭も良く、運動もでき、顔も良いが、自分にあまり興味を持っておらず、


髪の長さなどを、あまり気にしていない。

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