夫の教えるA~Z
「トーコちゃん?
ううん、うちには来てないけど?
……ええっ、家出!?
何、喧嘩でもしたの。あんたたち」
「…………。
昨日の夜から居ないんだ。
電話にも出ないし。
実家にも確認したし、心当たりは全部探したし……ここが最後だ」
「あら、そうなの〜。
それよかさ、あんた仕事は?まさかずっとトーコちゃん探してたわけじゃないんでしょ?」
「……話を逸らすな。
その言い様、やっぱり彼女と会ったんだろ」
「さ、さあ、私は会ってないけどお〜…
案外、アンタの知らない行先があるんじゃないの〜〜」
「ぐっ……と、とにかく、一回上がらせろ。
退けよ」
「ちょっと待ちなさいよ!」
ガタガタと、争う音。
「あんた、いい加減シツコイわよ。
いないって言ってるじゃないの、さっきから。
バカ言ってないで、
さっさとオウチに帰んなさい。意外と家で待ってるかもよ?トーコちゃん」
「…………」
静かになった。
もしかして、アッサリ帰っちゃったのかな。
それはそれで寂しい気がするが……
ううん、うちには来てないけど?
……ええっ、家出!?
何、喧嘩でもしたの。あんたたち」
「…………。
昨日の夜から居ないんだ。
電話にも出ないし。
実家にも確認したし、心当たりは全部探したし……ここが最後だ」
「あら、そうなの〜。
それよかさ、あんた仕事は?まさかずっとトーコちゃん探してたわけじゃないんでしょ?」
「……話を逸らすな。
その言い様、やっぱり彼女と会ったんだろ」
「さ、さあ、私は会ってないけどお〜…
案外、アンタの知らない行先があるんじゃないの〜〜」
「ぐっ……と、とにかく、一回上がらせろ。
退けよ」
「ちょっと待ちなさいよ!」
ガタガタと、争う音。
「あんた、いい加減シツコイわよ。
いないって言ってるじゃないの、さっきから。
バカ言ってないで、
さっさとオウチに帰んなさい。意外と家で待ってるかもよ?トーコちゃん」
「…………」
静かになった。
もしかして、アッサリ帰っちゃったのかな。
それはそれで寂しい気がするが……