夫の教えるA~Z
俺は、ここぞという時に使用するキメ顔、"ちょっぴり照れくさそうな苦笑い"で応えた。
「…さてと。あの二人はどうせしばらくかかるだろうし。
今日は久々に外食でもして…ゆっくり帰ろっか?」
「ハイ!トーコは今、豚骨ラーメンの気分です!」
そう言って勢い良く手をあげたトーコに、今度は本当の苦笑い。
やれやれ、久しぶりのデートなのに、もうちょい洒落たチョイスはないもんかね。
でもまあ、その気取りのなさが彼女のいいところでもあり、俺が自分を偽らないでいられる所以なんだろう。
おずおずと伸ばしてきた彼女の左手を腕に巻き込むと、近くのラーメン屋に向かい歩き出す。
身長差のある彼女との、ちょっぴり斜め姿勢での歩き方にももう慣れた。
勢いで結婚してそろそろ1年。
不思議なことに、あの頃よりずっと君が好きになってる。
そして、これからもきっと、俺はもっと君を好きになる。そんな気がする。
自分でも、少し怖いくらいに。
…あれ、俺ってばこんな一途だったっけ?
《Yおわり》
「…さてと。あの二人はどうせしばらくかかるだろうし。
今日は久々に外食でもして…ゆっくり帰ろっか?」
「ハイ!トーコは今、豚骨ラーメンの気分です!」
そう言って勢い良く手をあげたトーコに、今度は本当の苦笑い。
やれやれ、久しぶりのデートなのに、もうちょい洒落たチョイスはないもんかね。
でもまあ、その気取りのなさが彼女のいいところでもあり、俺が自分を偽らないでいられる所以なんだろう。
おずおずと伸ばしてきた彼女の左手を腕に巻き込むと、近くのラーメン屋に向かい歩き出す。
身長差のある彼女との、ちょっぴり斜め姿勢での歩き方にももう慣れた。
勢いで結婚してそろそろ1年。
不思議なことに、あの頃よりずっと君が好きになってる。
そして、これからもきっと、俺はもっと君を好きになる。そんな気がする。
自分でも、少し怖いくらいに。
…あれ、俺ってばこんな一途だったっけ?
《Yおわり》