ほんとは優しい私のオオカミ ②
翔に離されて、春もほっとしている。
瑠奈「ごめんね。春」
春「いや、びっくりした...だってこの人黒狼の大神さんだろ」
一緒にいると感じないけどやっぱり黒狼って有名なんだ。
相変わらず、むすーっとしながら春を見下ろす翔。
見下ろされてドン引きの春。
なんなんだこれは...。
感動の再会がなんともいえない空気になってしまった。
最初に沈黙を破ったのは春だった。
春「えっと、瑠奈お嬢様、どうして黒狼と?」
まあ、聞いて当然だよね。
瑠奈「春に逃がしてもらった後、愛染の人達に追われてそれを助けてくれたのが黒狼だったの。今は、黒狼の倉庫でかくまってもらってる、学校に行けてるのも黒狼のみんなのおかげなの」
翔に「いつもありがと」と言うと、照れながらくしゃくしゃと頭を撫でられた。