7日間の夢世界
ドンッ



「…わっ」



誰かにぶつかり、バランスを崩した私はそのまま床に倒れた。


ぶつかったのは、少し小太りなおばさんだった。



あ、謝らないと…



すぐに立ち上がり謝ろうとした。


「…あ…あの…」



ちゃんと言わなきゃいけないのに…!



「ちょっと~あんた人にぶつかっといてごめんなさいの一言も言えないの~?




…っ…


わかってるよ…


「…ご…ご…ごご…め…」



「なに~?はっきりしゃべれないの~?」



私の言葉をさえぎるように、おばさんが話だした。



…話したくても話せないのっ…!



泣きそうになっている私の背後に誰かの気配がした。




振り向こうとした、その時…


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