プリズム!
(この人の影響力、スゴイな…。相当だ…)
内心で感心しながら、去って行く上級生達を見送っていた夏樹の傍に、その早乙女という生徒が近付いて来た。
「あなたが噂の転入生、野崎さんね?ごめんなさいね、びっくりしたでしょう?ウチの学校、部活動に結構力を注いでるので、勧誘もちょっと熱が入り過ぎちゃうのよね…」
首を傾げて困ったように苦笑を浮かべる姿は、先程の威圧的な硬いイメージとは違って柔らかく、とても親しみの湧くものだった。
「そう、なんですか…。でも、ありがとうございました。助かりました」
夏樹が素直に頭を下げると、その上級生は目を奪われるような綺麗な微笑みを見せた。
「そんな大したことはしてないわ。でも、学校で何か困ったことがあったら何でも相談してね。私は、二年の早乙女薫っていうの。生徒会なんかもやってるから、興味あったら気軽に覗いてみて」
そう言うと、ゆっくりとその場を後にした。
夏樹が席に着くと、途端にテーブルが賑やかになった。
「夏樹ちゃん、凄いじゃん!早乙女さんに話し掛けられるなんてっ」
友人達が興奮気味に声を掛けて来る。
「…あの人、そんなに凄い人なの?」
少し小さめに声を落として、皆に質問すると「凄いなんてもんじゃないよーっ!」…と、余計に皆のテンションが上がった。
内心で感心しながら、去って行く上級生達を見送っていた夏樹の傍に、その早乙女という生徒が近付いて来た。
「あなたが噂の転入生、野崎さんね?ごめんなさいね、びっくりしたでしょう?ウチの学校、部活動に結構力を注いでるので、勧誘もちょっと熱が入り過ぎちゃうのよね…」
首を傾げて困ったように苦笑を浮かべる姿は、先程の威圧的な硬いイメージとは違って柔らかく、とても親しみの湧くものだった。
「そう、なんですか…。でも、ありがとうございました。助かりました」
夏樹が素直に頭を下げると、その上級生は目を奪われるような綺麗な微笑みを見せた。
「そんな大したことはしてないわ。でも、学校で何か困ったことがあったら何でも相談してね。私は、二年の早乙女薫っていうの。生徒会なんかもやってるから、興味あったら気軽に覗いてみて」
そう言うと、ゆっくりとその場を後にした。
夏樹が席に着くと、途端にテーブルが賑やかになった。
「夏樹ちゃん、凄いじゃん!早乙女さんに話し掛けられるなんてっ」
友人達が興奮気味に声を掛けて来る。
「…あの人、そんなに凄い人なの?」
少し小さめに声を落として、皆に質問すると「凄いなんてもんじゃないよーっ!」…と、余計に皆のテンションが上がった。