ズボラ女が恋する瞬間
「帰らないで、何してたの?」

「正確には、1度帰った。お前の家に」


え?


「でも居なかった。だから仕事でもしてるのかと思って来てみたら、残業してるバカ女が居た」

「バカ女で悪かったわね」

「クリスマスくらい、残業するなよ」


そんなこと言ったって、仕事があったんだから仕方じゃないじゃん。


「別に、約束もなかったし」

「お前なぁ」


大翔は呆れたように、ため息を零す。


「まぁ、良い。で、仕事終わったんだろ?」

「うん」

「なら、飯でも食って帰ろうぜ」


そう言いサッサッと行動する大翔に置いて行かれないように、あたしも急いで後を追った。

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