ズボラ女が恋する瞬間
焦る必要もないし、ゆっくり探そう。

そう思い、その日はパソコンを閉じ、眠りにつくために布団の中に体を埋めた。

だけど目を閉じれば、手紙のことを思い出し、恐怖に襲われた。

だから、結局一睡もできずに朝を迎えた。

会社に向かうため、いつも通りに家を出る。

寝不足のせいか、頭がボーっとする。


「おはよッ!」


突然声を掛けられ、驚きのあまりビクッと体が反応する。


「・・・美緒」

「どうしたの、そんなに驚いて。それに、いつにも増して酷い顔だよ」


それ、あたし自身1番わかってるから。


「ちょっと、寝不足で」

「また仕事?」


仕事の方が、もっと良い。

あたしは、美緒に相談するか悩む。

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