冷徹社長が溺愛キス!?

……ひどい言われようだ。
毒舌すぎるよ、加藤くん。


「だいたいね、朝イチの予定なら、前日までに予約を入れるのが決まりでしょ」


いいぞ、麻里ちゃん!
加勢してくれる麻里ちゃんに拳を振ってエールを送る。


「何が起こるかわからないのが仕事です。その突発的事態を対処できてこそ、職務をまっとうしていると言えるのです」


加藤くんは冷静に淡々と答えたあと、たくあんを口に入れ、カリコリといい音を響かせた。

そう言われると、加藤くんの言っていることのほうが正しく聞こえて耳が痛い。
麻里ちゃんもそれ以上言い返せなくなり、ぐっと言葉に詰まってしまったのだった。


< 23 / 272 >

この作品をシェア

pagetop