そろそろ、恋始めませんか?~優しい元カレと社内恋愛~
今…8時を回ったところ。

あああああ、もう。紗和のアホ!!
知ってたら、絶対休んだのに。

朝イチから、確認したいメールがあったのに。
手元に何もない。
もう、ここにバソコン持ってこればよかった。



私は、更衣室の中をぐるぐると歩き回る。15分過ぎた。
朝礼終わったかな……


まだ?もう20分だよ……遅い。

まだかな……紗和

早くして……お願い!!



「亜湖?」ドアの外から紗和の声がした。

「終わった?」

「朝礼は…一応ね」


私は、更衣室を出て急ぎ足で自分のデスクに向かう。今すぐ送れば間に合う。


「何だ、亜湖、もう大丈夫なのか?」
課長が、自分のデスクから私に話しかけてきた。

「はい。課長…すみません、先に一通メールだけ送らせて下さい」


「ああ…そう。じゃ、ちょっとそこで待ってよ。呼んで来るから」

呼んでくる? えっと……どれだっけ、
確認するところ……

何です?もう課長……何を呼ぶのよ。

今、私、忙しいの見えないの?

「ええ…」

さっと内容を確認し、送信ボタンを押した。

「よし、これで問題ない…っと」



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