恋色シンフォニー 〜第2楽章〜
「……次の週末からずっと一緒なのに」
「うん、そうなんだけど。……甘えてごめん」
「いや、それはいいんだけど……甘えてもらえるのはうれしいし……」
「そう? じゃ、ベタベタ甘えるよ?」
「……さ、ごはん食べちゃお」
「綾乃ももっと僕に甘えてくれていいのに」
「……圭太郎も食べないと冷めるよ」
「ベッドじゃ、あんなに甘えてかわいいのになぁ。僕にしがみついて、」
「っ‼︎ ストップ‼︎ それ以上言ったらデザート抜き‼︎」
圭太郎に晩御飯の後片付けをしてもらってる間に少し荷造りをして、
お風呂に入って、
圭太郎が眠そうにしているので、早いけど寝ようということになり、ベッドに入ったとき。
メールが来た。
「わ。マリさん!」
【おかげさまでいい結果が出ました。励ましありがとう。
内心複雑に違いない彼氏さんの面倒みるの大変でしょうけど、頑張ってね。愚痴大歓迎。】
マリさん、それは愚痴ではなく、ノロケというのではないでしょうか。
苦笑していると、うつ伏せ状態の私の上に、圭太郎が乗ってきた。
「重い重い重い!」
言いながらも、あったかい重みに、とても幸せを感じる。