クールな准教授の焦れ恋講義
週の始めである月曜日と火曜日はバタバタしていたが、水曜日には大学に足を運ぶことが出来た。用事を済ませてから先生の研究室にも立ち寄る。
ドアをノックするとざわざわと人の気配を感じた。鍵がかかっていなかったので中に入ると真ん中の来客用のテーブルを女子学生たちが囲んでいる。そしてこちらにじっと視線を向けてその中の一人がおかしそうに手を上げて叫んだ。
「巴センセーはいませんよ」
「先生の彼女ー?」
私が答える前に他の女子たちがウソー!? と言いながらこれまた笑いながらリアクションした。箸が転んでもおかしい年頃というのは彼女たちみたいなのを指すのだろうか。
「巴センセーは西本センセーじゃないの?」
「あれって本当なの?」
「だって仲良さそうだったし」
私の存在おかまいなしに盛り上がる彼女たちにどうしたものかと思っていると、またノック音が部屋に響いた。一瞬だけ静かになりそちらに視線が集まると、中に入ってきたのは驚くべき人物だった。
「え」
「和弘くん!」
私もつい名前を呼んでしまったが、相手も相当驚いたのが伝わってくる。無理もない、まさかこんなところで出会うなんて。
「澤井くんの知り合い?」
「え、もしかしてお姉さん?」
和弘くんはそんな好奇心や質問を無視して短く先生は? と女子たちに尋ね、いないのを確認すると部屋を後にしていった。
何か言うべきだったかな、と考えているところで再びドアが開く音がする。
「ほら、コピーとってきたぞ」
「わー、センセーありがとう!」
片手にコピーの束を持った先生と目が合い、先生は目を丸くした。
ドアをノックするとざわざわと人の気配を感じた。鍵がかかっていなかったので中に入ると真ん中の来客用のテーブルを女子学生たちが囲んでいる。そしてこちらにじっと視線を向けてその中の一人がおかしそうに手を上げて叫んだ。
「巴センセーはいませんよ」
「先生の彼女ー?」
私が答える前に他の女子たちがウソー!? と言いながらこれまた笑いながらリアクションした。箸が転んでもおかしい年頃というのは彼女たちみたいなのを指すのだろうか。
「巴センセーは西本センセーじゃないの?」
「あれって本当なの?」
「だって仲良さそうだったし」
私の存在おかまいなしに盛り上がる彼女たちにどうしたものかと思っていると、またノック音が部屋に響いた。一瞬だけ静かになりそちらに視線が集まると、中に入ってきたのは驚くべき人物だった。
「え」
「和弘くん!」
私もつい名前を呼んでしまったが、相手も相当驚いたのが伝わってくる。無理もない、まさかこんなところで出会うなんて。
「澤井くんの知り合い?」
「え、もしかしてお姉さん?」
和弘くんはそんな好奇心や質問を無視して短く先生は? と女子たちに尋ね、いないのを確認すると部屋を後にしていった。
何か言うべきだったかな、と考えているところで再びドアが開く音がする。
「ほら、コピーとってきたぞ」
「わー、センセーありがとう!」
片手にコピーの束を持った先生と目が合い、先生は目を丸くした。