あなたの願いを叶えましょう
「ねぇ今度お見合いパーティー行ってみない?」

私の提案にええ…と二人は顔を曇らせる。

あまり乗り気じゃないらしい。

「一先ず合コンでいいじゃない。お見合いパーティーっていかにも、って感じで」

優奈は鼻の頭に皺を寄せて言う。

「いかにも?!いかにもでいいじゃない!!お見合いパーティーに来てる人は婚活していることが前提なんだよ?!いわば結婚したい人達の集まりなんだから!」

当たり前の事を身を乗り出して熱っぽく語る私に二人は引き気味だ。

「それに比べて合コンはどぉよ?!遊び目的の人だっているし、下手したら既婚者だって紛れこんでるじゃない!非効率的だと思うんだよね」

私はカクテキをつまんだお箸で二人をビシ!っと指した。

「じゃあ…来週の二葉商事との合コンにエンは参加しないってことでいいのかな」

彩は可愛らしく小首を傾げながら尋ねる。

ちなみに昔から仲のいい二人も「まどか」と呼ぶよりも簡単だと言う理由から私のことを「エン」と呼ぶ。

それはそれですよぉ、なんつってニタニタしながら誤魔化した。

「そもそもさ、エンってそんな結婚願望が強くなかったじゃない。ここ数カ月婚活婚活って騒いでいるけど一体どうしちゃった訳?」

優奈の鋭い質問にギクリとした。
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