あなたの願いを叶えましょう
はぁい、と腑抜けた返事をするとポスター片手に事業統括へお使いに行く。
同じフロアにある事業統括部は女所帯のCRM推進部と随分雰囲気が違う。
我が社の生え抜きのエリートが揃っているだけあって、みんな洗練されていて何処となく賢そうだ。
男性が多いけど、部室の臭いもしないしね。
梁川女史の姿をキョロキョロ探していると
すぐ近くの打ち合わせスペースから「それは解ります。仲田さんの言い訳だって」
物腰穏やかだけど辛辣な台詞が聞こえてきた。
チラリと視線を向けると黒澤波留がA3資料片手に一回り年上の先輩社員と打ち合わせをしているところだった。
「そもそも都の地域整備課と調整はついているのでしょうか?国から都市再生特別地区の認可取得出来れば建築規制も緩和されますよね」
話しの内容からするえと、どうやらC区に建設予定の大規模複合ビルの案件らしい。
「毎週定例会議を開いて…」
「だから、その会議できまった事は?進んだ事は?この間いただいた資料から見せ方は変わったものの、内容が全くアップデートされていないのは私の気のせいでしょうか?」
同じフロアにある事業統括部は女所帯のCRM推進部と随分雰囲気が違う。
我が社の生え抜きのエリートが揃っているだけあって、みんな洗練されていて何処となく賢そうだ。
男性が多いけど、部室の臭いもしないしね。
梁川女史の姿をキョロキョロ探していると
すぐ近くの打ち合わせスペースから「それは解ります。仲田さんの言い訳だって」
物腰穏やかだけど辛辣な台詞が聞こえてきた。
チラリと視線を向けると黒澤波留がA3資料片手に一回り年上の先輩社員と打ち合わせをしているところだった。
「そもそも都の地域整備課と調整はついているのでしょうか?国から都市再生特別地区の認可取得出来れば建築規制も緩和されますよね」
話しの内容からするえと、どうやらC区に建設予定の大規模複合ビルの案件らしい。
「毎週定例会議を開いて…」
「だから、その会議できまった事は?進んだ事は?この間いただいた資料から見せ方は変わったものの、内容が全くアップデートされていないのは私の気のせいでしょうか?」