MIRACLE 雨の日の陽だまり~副社長との運命の再会~
「大丈夫ですよ。ひとりで帰れます。ていうか、窪田さんこそ私を家まで送ってる場合じゃないですよ。今日は体調が悪いんですから、早く帰って休んでください。明日は早番じゃないですか」
お客様の手前、店内で仕事をしているときはシャキッとしていたけれど。
裏の事務所に一歩入ると、今日は終始吐きそうな顔をしていた。
そんな体調最悪の人に家まで送ってもらうなんてもってのほかだ。
それに、明日以降も遅番のシフトはあるのだから。
毎回送ってもらうわけにもいかない。だったら今日からひとりで帰っても同じことだ。
だいたい、窪田さんと私は家が反対方向になる。
「そうか。じゃ、気をつけて帰れよ?」
「はい。お疲れ様でした!」
改札を抜けたところでペコリとおじぎをして窪田さんと別れた。
自宅方面の電車に揺られ、最寄り駅へと辿り着く。
ここからが問題なのだけれど……
でも大丈夫だろう。最近不審者情報はまったく聞かなくなったから。
改札を出て空を見上げると星が全然見えない。
真っ暗な夜でも、どんよりと雲が広がっているのがわかった。
お客様の手前、店内で仕事をしているときはシャキッとしていたけれど。
裏の事務所に一歩入ると、今日は終始吐きそうな顔をしていた。
そんな体調最悪の人に家まで送ってもらうなんてもってのほかだ。
それに、明日以降も遅番のシフトはあるのだから。
毎回送ってもらうわけにもいかない。だったら今日からひとりで帰っても同じことだ。
だいたい、窪田さんと私は家が反対方向になる。
「そうか。じゃ、気をつけて帰れよ?」
「はい。お疲れ様でした!」
改札を抜けたところでペコリとおじぎをして窪田さんと別れた。
自宅方面の電車に揺られ、最寄り駅へと辿り着く。
ここからが問題なのだけれど……
でも大丈夫だろう。最近不審者情報はまったく聞かなくなったから。
改札を出て空を見上げると星が全然見えない。
真っ暗な夜でも、どんよりと雲が広がっているのがわかった。