MIRACLE 雨の日の陽だまり~副社長との運命の再会~
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『ひなた、一緒にデザートバイキングに行かない?』
土曜の朝にいきなり電話をかけてきたのは、高校の同級生で友人の塚原 樹里 (ツカハラ ジュリ)だ。
彼女とは高校一年からの付き合いだから、もう十年以上仲良くしている。
普段から彼女とはLINEで頻繁にやり取りをしていて、昨日私が土曜は休みになったと話したから、それなら出かけようと誘ってきたみたいだ。
樹里は大学を卒業したあと、大手の会社で働いている。
今年の初めに社内異動があり、マーケティング部という部署でチームリーダーをすることになったのだとか。
慣れない仕事と環境のせいでしばらく元気がなかったけれど、五ヶ月経った今は、彼女らしさを取り戻しつつある。
だけどストレスも溜まるのだろう。私は突然誘われたデザートバイキングに付き合うことにした。
「樹里がデザートバイキングに誘うなんて久しぶりじゃない?」
「なんとなくね、甘いものが食べたくなったのよ。糖分補給」
地下鉄の駅の改札で待ち合わせ、ふたりで外に歩き出すと爽やかな風が吹いていた。
季節は五月なので、日によってはかなり暑いときもあるが、今日はそれほどでもない。
『ひなた、一緒にデザートバイキングに行かない?』
土曜の朝にいきなり電話をかけてきたのは、高校の同級生で友人の塚原 樹里 (ツカハラ ジュリ)だ。
彼女とは高校一年からの付き合いだから、もう十年以上仲良くしている。
普段から彼女とはLINEで頻繁にやり取りをしていて、昨日私が土曜は休みになったと話したから、それなら出かけようと誘ってきたみたいだ。
樹里は大学を卒業したあと、大手の会社で働いている。
今年の初めに社内異動があり、マーケティング部という部署でチームリーダーをすることになったのだとか。
慣れない仕事と環境のせいでしばらく元気がなかったけれど、五ヶ月経った今は、彼女らしさを取り戻しつつある。
だけどストレスも溜まるのだろう。私は突然誘われたデザートバイキングに付き合うことにした。
「樹里がデザートバイキングに誘うなんて久しぶりじゃない?」
「なんとなくね、甘いものが食べたくなったのよ。糖分補給」
地下鉄の駅の改札で待ち合わせ、ふたりで外に歩き出すと爽やかな風が吹いていた。
季節は五月なので、日によってはかなり暑いときもあるが、今日はそれほどでもない。